デトロイト・メタル・シティ-監督:李 闘士男。2008年東宝★★★☆☆映画概略:オシャレなポップ音楽が大好きな心優しき青年が、何故か悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(DMC)のカリスマギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目になる悲劇(喜劇?)を描いた大ヒット爆笑デスメタルギャグ漫画の映画化。 ◆スタッフ◆ 監督:李 闘士男 脚本:大森 美香 原作:若杉 公徳 エグゼクティブプロデューサー:市村南、塚田泰浩、山内章弘 企画:川村元気(東宝) プロデューサー:樋口優香 編集:田口 拓也 音楽:服部 隆之 ◆主な登場人物◆ 根岸 崇一(ヨハネ・クラウザーII世):松山 ケンイチ 相川 由利:加藤 ローサ 西田 照道(カミュ):秋山 竜次(ロバート) 和田 真幸(アレクサンダー・ジャギ):細田 よしひこ デスレコーズ社長:松雪 泰子 ◆あらすじ◆ 「ラズベリーキッス」でデビューを目指すが、ふとしたことから奇抜なメイクと演奏で人気を博す悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目になってしまう。 オシャレとポップソングが大好きな憧れの美女・相川さんにはそのことをひた隠して活動を続ける根岸青年だったが、DMCのデビューシングル「SATSUGAI(殺害)」が爆発的なヒットとなり、その意思とは裏腹にクラウザーさんはどんどんカリスマとなっていく。 ◆レビュー◆ あの原作をどの様に映画で表現するのか!を期待して観たが、原作ほど下品な言葉は出てこず、 ストーリがしっかりしていて、笑いあり涙ありの作品に仕上がっている。 終始、笑顔で見れる作品だが、根岸の母とのやり取りや、相川さんとのやり取りでは涙を誘う場面も。 主演の松山 ケンイチの演技力も素晴しいが、社長役の松雪 泰子がズバリはまっているのに驚いた。 また、ちょい役での出演者の顔ぶれにも驚きである。ただ、DMCが歌う曲はデスメタルでもメタルでもない感じだったのが残念。 大衆向けにするにはあれが限界だろうか。 ◆そのたレビュー◆ ラブコン - 監督:石川北二。2006年松竹 女帝 - 製作:中坊進二 監督:金澤克次。2000年ムービーテレビジョン あずみ - 監督:北村龍平。2003年東宝 デスノート前編 - 監督:金子修介。2006年ワーナー・ブラザーズ 300 - 監督:ザック・スナイダー。2007年ワーナー・ブラザース SPIDER‐MAN - 監督:サム・ライミ 制作:イアン・ブライス。2002年ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント デトロイト・メタル・シティ - デトロイト・メタル・シティ-監督:李 闘士男。2008年東宝 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破2009年クロックワークス トップへもどる |